上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「・・・さて、邪魔者も消えたことだし話の続きをさせてもらおうか」
長き沈黙を破ったのはアルスさんだった。
「まずは、俺達について話そうか」
そう言って、アルスさんはその金色の髪を軽く撫でる。
綺麗な金色の髪は小さく揺れる。
「俺の名はアルス。アルス=シュナベルト。そして『金』の守護者だ」
金の守護者?
「あの、金の守護者ってなんですか?」
思ったことをそのまま聞いてみる。
「五行っていうのは知ってるか?」
五行。
万物を司るという五つの元素。
そんな感じの文章をどこかで見た気がする。
「まぁ、聞いたことはあります」
と言っても、詳しく知ってるわけではない。
あくまで、『見たことがあるくらい』の知識だけど・・・。
「その五行の力を用いて『鍵』を守る5人が守護者だ」
なんとなく分かったような分からないような・・・。
「それで、彼女が『火』の守護者の火宮カナメだ。」
そう言うと、カナメが小さく頭を下げる。
「ついでに、さっきの襲ってきたのは『木』の守護者の影森 紅夢だ」
ついでって、あんた・・・。
そう思っても声には出さない。
ていうか、出したら怒られそうだし。
「そして、お前が何度か見ている銀髪の男『七星 蒼夜』・・・」
その先を言うのを戸惑うように言葉を切るアルスさん。
しかし、すぐに言葉を続ける。
「『水』の守護者にして、俺たちのリーダーだった男。そして、最強の男だ」

・・・

雨が降りしきる中、一人で傘も差さずに立っていた男がいた。
しかし、不思議なことにその男は全く濡れていなかった。
まるで、雨が男を避けるかのように。
まるで、雨が男に従うかのように。
男は再び歩き出した。
歩くたびにその長い銀色の髪が揺れる。
歩くたびに静寂が広がっていく。
歩くたびに『力』が周りを支配していく。
男は指を鳴らす。
その瞬間、その場には誰一人いなくなっていた・・・。

- more -

スポンサーサイト
ネタバレが多い。
ネタバレ嫌な奴は見るな(ぁ

- more -

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。