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黒くて硬くて(ry


 真っ暗な廊下の中を蘭 蘭(アララギ ラン)は風呂に入るために着替えを取りに自分の部屋に歩いていた。
 その時間は既に1時を遙かに超えており、家族は既に全員寝ていた。
 もっとも、最近はそのようなことはよくあることであり、蘭も特に気にしてはいなかったが。
「あぁー、さっさとお風呂に入って寝るー」
 変な独り言を言いながら、階段を上って自分の部屋へ行こうとする。
「・・・あれ?なんか床に染み・・・?」
 蘭は見覚えのないそれを凝視する。
 すると、それはカサカサと動き始める。
「え、まさか・・・」
 蘭の中で嫌な想像が浮かぶ。
 頭の中で必死に否定するが、その姿は紛れもなく『ソレ』の姿だった。
「な、何で!?ハレグゥで見たからって、現実でまで出なくていいじゃん!」
 混乱しきってる頭の中で『ソレ』をどうするかを考える。
 親は寝ているので、自分で捕まえるか放置の二択。
 結局、それが一回り以上大きくなり数が増えるところを想像し、捕まえることにした。
 決断した蘭は『ソレ』に触れないように自分の部屋に入り、テッィシュを1枚取る。
 そして、『ソレ』の所に座りながら近づく。
 すると、それを分かってるかの如く『ソレ』が蘭の方へ近づいてくる。
「ひゃっ!」
 『ソレ』が近づいて来たことに反射的に身を仰け反らせて後ろに下がる蘭。
 すると、『ソレ』の動きも止まる。
 蘭はなんとなく馬鹿にされてるような気がして少しだけムッとした。
 そして、勇気を振り絞り『ソレ』に近づき、テッィシュを構える。
「えい!」
 そう言って、『ソレ』にティッシュを投げつける。
 すると、『ソレ』は再び活発に動いてティッシュの中から出てくる。
「嫌ぁ!」
 またもや、反射的に後ろに仰け反るように下がる。
「だ、駄目だ・・・。姿が見えない分、余計に恐怖が・・・」
 一枚では捕まえるのは無理だと判断し、一枚目のティッシュを素早く取り戻し、二枚目のティッシュを取る。
「大丈夫。二枚もあれば・・・!」
 そう自分を鼓舞し、再び対峙する。
 『ソレ』は余裕だと言わんばかりに動きを停止している。
「くぅ、舐めやがって・・・!」
 蘭は小さく毒づくが、それに感謝していることも事実だった。
 しかし、動けなかった。
 どうしようもなく、怖かった。
 自分でも情けないとは思うが、それでも嫌悪感には勝てなかった。
 結局、3枚目を使って、さらに数分もかけて捕まえた。
 思わず、勝利報告をしたくなったが、すぐに誰も起きてないことに気づき、少しガッカリしながら居間にあるゴミ箱にそのティッシュを捨てて、風呂に入って身体を洗い、布団の中に入る。
 さきほどまでの精神的疲れもあって、眠気は驚くほどあっさりと来た。
 夢の中に出ませんように。
 そう思い、蘭は静に眠りについた。

.




マジで怖かったんだからね!馬鹿!(何


一部、名前と台詞は少し変えたり短くしたりはしてますが、大筋は一緒です。
ていうか、実際はあんなに可愛らしい声はあげてないし、音量も周囲のことを気にして小さいです。
名前は意外と気に入ってはいるけど、小説でこれはないと思わなくもない(何
内容が小説風味なのは小説を書く練習のためです。
なので、色々と指摘をくれると嬉しいな♪(何
・・・内容に関しては色々と追求しないで欲しい。色々な意味で。
ていうか、かなり錯乱してて色々とヤバかったんだ。マジで。
そんな5月より少し前の話でした(何
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